INTERVIEW
論理的に、情熱を燃やす。
若くしてブランドの司令塔として活躍。
原田 右琳
Urin Harada
事業本部
マッキントッシュ ロンドン ビジネス部 婦人服企画課
2020年入社
教育学部 教育支援専攻 卒
CAREER STEP
- 2020年4月
- エポカ、キャストコロン ビジネス部(販売業務)
- 2021年4月
- マッキントッシュ ロンドン ビジネス部(MD・生産業務)
入社動機
ファッションが好きで、就職活動ではアパレル業界を志望。他社と比べても特に早いタイミングから本社勤務にチャレンジできること、ジョブローテーションを通じてさまざまな職種を経験できることに魅力を感じて三陽商会への入社を決めた。
ブランドの進む道を「決める」のがMDの仕事。
現在はどんなお仕事を担当していますか?
「マッキントッシュ ロンドン」のMDとして、商品開発や販売計画の立案を行っています。仕事は多岐にわたりますが、簡単に言えば「ブランドとしての戦略を考え、決める」立場。商品を展開していく上では、販売時期や色展開、生産数、上代など、さまざまなことを決める必要があります。ディレクターやデザイナーなどほかの職種のメンバーと意見を交わしながら商品の開発や販売計画を決定し、目標達成のためにメディアへの露出を行うなどの施策にも取り組んでいます。
多岐にわたる業務に対してプレッシャーは感じませんか?
まだまだ経験値が少ない私にとって、「決める」という仕事は簡単ではありません。判断の基準は過去の販売実績を基準にすることも多いですが、入社1年目に販売スタッフを務めていた時の経験を活かし「買う人と売る人の目線」も重視しています。 お客様に接するなかでは「商品のこんな部分が喜ばれるんだ」が見えてくる一方で、「この商品はお客様への提案に工夫が必要かも」と感じることもありました。だからこそ、どんな場面でも「お客様に喜ばれるか?販売スタッフが売りやすいか?」と自分に問いかけることを忘れないようにしています。
論理的に考えながら、心を動かす仕事を。
これまでの仕事で印象に
残っている出来事を教えてください。
これまでになかったコンセプトの商品を企画し、良い反応が得られた時です。販売スタッフ時代の経験をヒントにして、「オン・オフどちらの場面でも着られるきれいめパンツ」を企画したところ、検討会での評価は上々。実際に商品が出来上がって店頭に並ぶのはこれからですが、お客様の反応が今からとても楽しみです。
ほかの職種との関係や、
MDならではの役割はありますか?
デザイナーやパタンナーなどクリエイティブな職種のメンバーは、右脳を働かせるポジション。一方で、私たちMDは左脳を使ってものごとを判断します。販売実績などの数値分析や、世の中の動向などさまざまな情報を収集し「論理的」に考え、そのなかで最善の判断を下すことが求められるのです。
とはいえ、感情を動かして仕事をする場面ももちろんあります。例えば、デザイナーが提案してくれたサンプルが素晴らしくて「自分も着たい!」と感じる時は、一人のファッション好きとして楽しみながら販売計画を検討しますし、それがお客様の心を動かすことにつながっているのだと思います。
若手ならではの強みを生かし、
ブランドに貢献したい。
実際に働くなかで、どこに三陽商会の強みを感じますか?
妥協なくものづくりを追求するところは三陽商会の1番の強みです。糸を選ぶところからお客様に届けるまで、一貫して自社で手掛けるからこそ高い品質を実現できていると感じます。
もう1つの強みは、お客様とのつながりの強さです。品質に信頼があるからこそ、お客様と長くお付き合いすることができて、それが商品づくりや新しいブランドの展開にも生かされていると感じます。これまでとは異なる層にアプローチしようという時、私たちのような若手の意見はとても大切になってきます。だからこそ、これまで以上にどんどん意見を伝えていきたいですね。
1 Day Schedule
- 10:00
- 出社・昨日の売り上げ数値とメールをチェック
- 10:30
- 先週1週間の売り上げから、売れ筋の品番を確認
- 11:00
- 会議資料の作成
- 12:00
- ランチタイム
- 13:00
- 営業会議で店舗やECの状況と品番ごとの動向を確認
- 15:00
- 雑誌社とのオリエンテーションで掲載したい商品の特徴を説明
- 17:00
- デザイナー・ディレクターと次回の企画打ち合わせ
- 18:30
- メールチェックと今後の予定を確認
- 19:00
- 退社