INTERVIEW
どこで、どれだけ販売するべきか?
大切な商品たちの売り方をコントロール。
澤本 梨乃
Rino Sawamoto
事業本部
ブルーレーベル・クレストブリッジ ビジネス部 EC・商品運営課
2020年入社
ライフデザイン学部 人間環境デザイン学科 卒
CAREER STEP
- 2020年4月
- ブルーレーベル・クレストブリッジ伊勢丹立川店(販売業務)
- 2020年9月
- ブルーレーベル・クレストブリッジ西武池袋本店(販売業務)
- 2021年4月
- ブルーレーベル・クレストブリッジ ビジネス部EC・商品運営課(コントローラー業務)
入社動機
学生時代は建築やプロダクトデザインを学んだものの、「自分が好きなことを仕事にしたい」と考え、アパレル業界を志望。ものづくりへのこだわりや、ものを長く大切に使う三陽商会の姿勢が自身の価値観に通ずるものがあり、入社を決めた。
在庫を適切な販路へと割り振る、コントローラーの仕事。
今はどんなお仕事をしていますか?
入社後の1年間は「ブルーレーベル・クレストブリッジ」の販売スタッフとして店舗で現場のことを学び、2年目以降は、同ブランドで「コントローラー」と呼ばれる役割を務めています。これは商品の在庫をコントロールするポジションのことで、新商品を各店舗へ商品を出荷したり、店舗で受け付けたお客様のご注文商品を出荷しています。また、在庫の販売消化計画を立てて、店頭へ返品の指示を出したり、販路や数量を変更するといった判断も行っています。
コントローラーのお仕事のコツはどんなところにありますか?
2022年にスタートした「ブルーレーベル・クレストブリッジ」の新ラインでは、私が一人でコントローラーを任されています。 商品は手を掛けずに在庫が適切に消化されることはほぼありません。足りなかったり余ったりしないよう、必ず調整が必要です。販路は店舗なのかECなのか、店舗でもどこのお店がよいのか、数量はどうするか。私たちが判断・振り分けをして的確にコントロールする必要があります。
店舗との密な連携が、仕事を成功させる秘訣。
お仕事のやりがいを感じるのはどんな時でしょう?
天候や季節のイベントなど、いろいろな要因で人はファッションを変えます。そんなところからお客様の動向を予想して在庫を動かすことも大切です。例えば、ある店舗が入居する百貨店でクリスマスイベントがあると聞けば、プレゼントに良さそうなアイテムの在庫をその店舗に多めに出荷するなど。そうした施策の結果が売上につながった時にはやりがいを感じますね。
同じブランドの店舗でも「元気なスタッフが多いお店」ならカジュアルな商品が売れやすい、など地域性やスタッフの個性などによって、売れ筋の商品は変わってきます。店舗の周辺にあるお店を調査・分析したり、店頭に立つ販売スタッフとコミュニケーションを取って最前線の情報に触れながら、販売スタッフの人となりを知ることも大きなヒントになります。
コントローラーのお仕事で大切にすべきこととは何ですか?
「正確性」と「情報収集」を大切にしています。例えば、私が出荷指示を誤ればお客様だけでなく、店舗にも迷惑をかけてしまうので、ミスがないよう慎重に作業を行なっています。
また、的確な在庫管理をするために、週に1度は各店舗へ顔を出して販売スタッフに話を聞かせてもらったり、時には商品を保管している倉庫へ足を運んで在庫状況を自分の目で確認するなど、情報収集も欠かさないようにしています。
経験を活かし、
自信を持って提案・発信できる存在に
最後に、今後の目標を教えてください。
コントローラーが行動する際には、その「根拠」が重要です。それと同時に気をつけたいのは、数字だけに捉われないこと。私たちは売上などの数字を分析して商品在庫をどう動かすかを判断しますが、その数字を見た時に「適切かどうか」を判断できるようになるには、それなりの経験値が必要です。判断に迷う時には、先輩に相談してアドバイスをもらいます。
こうして情報収集力・分析力・経験値をバランスよく磨き、自信を持って提案・発信できる存在へとステップアップしていきたいです。
1 Day Schedule
- 10:00
- 出勤・メールチェック
- 10:30
- お客様注文の申請を確認し、倉庫に出荷指示
- 11:30
- 週報のための売り上げデータを取りまとめて関係者に送付
- 12:30
- ランチタイム
- 13:30
- 新商品を各店に向けて出荷指示
- 15:00
- JANコードの登録作業
- 17:00
- 時間ができたらお店に行く
- 18:30
- 退社